第169回直木賞を受賞した永井紗耶子(ながい さやこ)さんが話題ですね!
永井紗耶子さんが大学卒業後に就職した会社は「産経新聞」でした。
そして産経新聞の記者の仕事を3ヶ月ほどで辞めてしまいます。
いったい何があったのか気になりますよね。
今回の記事でわかることはこちら↓
- 永井紗耶子は産経新聞の記者だった
- 産経新聞を3ヶ月で辞めた理由
- 産経新聞で小説を連載
「永井紗耶子は産経新聞の記者だった!3ヶ月で辞めた理由は?」と題してお届けします。
永井紗耶子は産経新聞の記者だった!
永井紗耶子(ながい さやこ)さんは、産経新聞の記者でした。
慶應義塾大学に通っていた永井紗耶子さんは、大学在学中に作家デビューを目指していましたがうまくいかなかったそうです。
そこで就職活動の時に、「作家さんはどんな道に進んでいたか」を調べました。
- 永井路子・・・・小学館
- 司馬遼太郎・・・産経新聞
「出版社か新聞社に進むべき」という結論を出した永井紗耶子さんは、みごと産経新聞の内定をもらいます。
「正直にいえば、体育会でもないし、体力に自信がなかったので、夜勤は難しいと思っていました。だから、内定が出た時は内心焦りましたね。しかし、ほかの同級生が本当に苦労している中、早い段階で決まったのでふっ切りました」
日刊ゲンダイ
新聞記者という仕事は、素人から見ても大変そう・・・と感じてしまいますね。
「体力に自信がなかった」という永井紗耶子さんですが、この時代は就職氷河期だったので内定をもらったからには頑張ろうと思っていたようです。
作家さんの中には新聞社に勤務していた人が多いと言っていましたので、新聞社出身の作家さんを調べてみました。
新聞記者出身の作家
作家名 | デビュー作 | 新聞社 |
司馬遼太郎 | 梟の城 | 産経新聞 |
松本清張 | 或る「小倉日記」伝 | 朝日新聞 |
真山仁 | ハゲタカ | 中部讀賣新聞 |
山崎豊子 | 花のれん | 毎日新聞 |
本城雅人 | アダマースの饗宴 | サンケイスポーツ |
新聞社は作家さんが通る道なのでしょうか、たくさんいますね!
ちなみに、永井紗耶子さんのデビュー作は「絡繰り心中」です。
時代ミステリー小説で、2010年に小学館文庫小説賞を受賞して作家デビューを果たしました!
永井紗耶子さんは、先輩作家さんが通った道を調べて産経新聞に就職したということでした!
産経新聞を3ヶ月で辞めた理由は?
産経新聞に就職した永井紗耶子さんが約3ヶ月で退職してしまった理由はなんだったのでしょうか?
結論から言うと、自律神経失調症になってしまい体調を崩したからです。
産経新聞の記者として大阪で働き出した永井紗耶子さんですが、1日に何件もひったくりがあってそれを記事にしているうちに不安が募ってきたと言います。
警察官にも『おまえみたいなやつが夜うろついていることが事件を増やすから、仕事を辞めて帰れ!』と言われてましたね
日刊ゲンダイ
こんなひどいことを言われたら、心が病んでしまいますね・・・
ジャーナリストとしての仕事に命を懸ける覚悟がないことに気づき初めた永井紗耶子さんは、きっと精神的に悩んでいたんだと思います。
「不慣れなこととストレス、それに体力もなかったので、あるとき支局に帰ったら急に手が震えだしたんです。
日刊ゲンダイ
永井紗耶子さんは自律神経失調症になってしまい体調を崩していましました。
就職氷河期に入れた会社を辞めることに踏ん切りがつかなかった永井紗耶子さんでしたが、父親が背中を押してくれて退職することを決めたそうです。
『就社と就職は違う。社に就きたいのか、手に職を付けたいのかを考えなさい。手に職を付けるなら、会社に所属してなくてもできるかもしれない』
日刊ゲンダイ
死ぬくらいなら小説を書きたい
とまで思い悩んでいた永井紗耶子さんは、父親のアドバイスで産経新聞を退職することを決めたと言うことです。
永井紗耶子さんが就職した産経新聞を3ヶ月で辞めた理由は、新聞記者という仕事があまりにもハードで自律神経失調症になってしまったからでした。
産経新聞で小説を連載
永井紗耶子(ながい さやこ)さんは2023年の1月から産経新聞で歴史小説の連載スタートさせていました。
歴史小説「きらん風月」
本日から、産経新聞にて連載小説「きらん風月」が始まります。初めての新聞連載…緊張いたしますが、努めて参ります。よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/ZqBOAVHF5X
— 永井紗耶子 (@sayavivi) January 8, 2023
永井紗耶子さんの初めての新聞連載が産経新聞!
結局、縁があったのではないでしょうか。
初の新聞連載でコケてはいけないと、とても気合が入っていると語っていました。
ちなみに、産経新聞の歴史小説「きらん風月」は2023年7月20日が最終回でした。
そして第169回直木賞の受賞が2023年7月19日と、自身初の新聞連載が無事に完結したというおめでたいことがダブルであったのですね!
永井紗耶子さんの直木賞受賞の作品はコチラ↓
永井紗耶子さんにとって今が作家人生の節目になったのではないでしょうか。
永井紗耶子さんは産経新聞で2023年1月から2023年7月まで歴史小説の連載を執筆していました!
まとめ
「永井紗耶子は産経新聞の記者だった!3ヶ月で辞めた理由は?」と題してお届けしました。
永井紗耶子(ながい さやこ)さんは産経新聞の記者でした。
新聞記者の仕事が体力的にも精神的にも辛くて、自律神経失調症になってしまい入社3ヶ月で退職しています。
「死ぬくらいなら小説を書きたい」と思ったほど辛かったそうです。
直木賞受賞、本当におめでとうございます!